イカの頭はどこにある(頭とおでこの境界は?)

イカの頭は、胴体の上の三角帽子のような部分だと思っている人が多い。
これは間違いです。
イカの頭はどこにある

『大辞泉』(小学館)には、「頭」とは「動物の体の上端または前端の部分で、脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分」とあり、「人間では、頭髪の生えた部分、動物では頭頂のあたり」ともあります。

イカについては、「脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分」つまり、足の付け根にある目のあたりが、頭ということになります。
三角帽子のような部分は、「ミミ」あるいは「エンペラ」と言われ、「鰭(ひれ)」に当たるそうです。
鰭(ひれ)の下に胴体がありこれは「外套膜(がいとうまく)」と言われます。

イカの頭といえるのは、胴体の下の足の付け根、目のある部分です。
十本の足と胴体の境に、イカの目があり、そのあたりが、以下の頭ということになります。
(「十本の足」と言いましたが、実はこれ、「8本」が正解です。詳しくは別の記事で述べます。)

イカの解剖図
全国イカ加工協同組合のサイトより転載)

目の少し上に小さな小さな脳があります。ロブスターなどと同様に、大脳はまだ発達していなくて、ほとんど脳幹でしょうね。
イカの胃は、三角帽子のような「鰭(ひれ)」の中あたりにあります。

では、人の頭はどこにあるでしょうか。
これを間違う人はいないはずですね。

でも、頭とおでこの境界はお判りでしょうか。

解剖学的に言うと、眉毛を結んだ線から上が頭であり、その下は顔というそうです。
おでこは、顔の一部ではなく、頭の一部となります。

解剖学的に言うと「首」とは、喉ぼとけのあたり、つまり頭部と胴体のつなぎ目の部分ですね。
しかし、「敵の大将の首を取った」などという際の「首」は、喉ぼとけのあたりから上、顔と頭を含む部位となります。
この場合の「首」を英語にすると、”neck”ではなく、”head” となるでしょう。
言葉はいろいろややこしいですね。


脳幹

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