立てばシャクヤクというけれど・・・

久宝寺緑地(大阪府)のシャクヤク園を訪れた。(2021年5月10日、第71回どこそこウォーキング)
昨年は、シャクヤク園の開園はならず、今年は緊急事態宣言下ではあるが、開園がかなった。無料である。
シャクヤクと掌
人出も結構ありました。
(日本人ならこれで意味は完ぺきに通じる。「人流」なんて言葉は、要らん!)
[char no="2″ char="家元"]最近テレビで政治家、官僚。アナウンサーが、「人流」という言葉を使っているが、あれはいったい何だね。[/char]
[char no="1″ char="歩きメデス"]けったいな造語で、広辞苑にも載ってません。[/char]
[char no="2″ char="家元"]関東あたりの某知事が好んで使いそうな言葉だ。[/char]
[char no="1″ char="歩きメデス"]あの知事は、カタカナ英語が上等な言葉やと思うてはる。[/char]
[char no="2″ char="家元"]勘違いもはなはだしいわ。[/char]

久宝寺緑地のシャクヤク園は、2,300㎡の敷地に、55品種、およぼ1600株のシャクヤクが花咲かせている。
シャクヤク園広い

「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」とよく言われ、美人の立ち姿に擬せられるシャクヤクであるが、正直のところ、私にはシャクヤクの群生を目の前にして、それが本当に美しい女性の姿を表しているとは思えなかった。
[char no="1″ char="歩きメデス"]「立てばシャクヤク」というから、ボタン以上にすっきりとした風情があるかと思ったのですが、案外、背丈が低いですね。家元はどう思われます。[/char]
[char no="2″ char="家元"]いやあ、女性の姿にかかわるツッコミは避けたい。[/char]
[char no="1″ char="歩きメデス"]なんか、怖気づいてますな。しかし、どうもスミレの花一輪の可憐さに比べると、シャクヤクは厚化粧の年増姐さんに思えます。お花さんは。可憐さが一番では?[/char]
[char no="2″ char="家元"]いやいや、厚化粧の年増姐さんを好む男性もいるんだよ。[/char]
立てばシャクヤク
[char no="1″ char="歩きメデス"]「紅日輪」か、ウマイ命名だ。しかし、やはり一輪のスミレの花が・・[/char]
[char no="2″ char="家元"]年増姐さん、堪忍したげなさい。[/char]
シャクヤク、高値の花
[char no="1″ char="歩きメデス"]おっ、この「高嶺の花」は、割と可憐しゃないですか。
あっ、そうか、わかった。花びらが少ないからすっきりと見えるので、年増の姐さんと見えるのは、花びらが多いからだ。[/char]
[char no="2″ char="家元"]なるほど、それが厚化粧に見えるのか。
それにしても、花の種類の名前が、じつによく工夫されているね。[/char]
ざっと目についた花の種類名を挙げていくと、丹精してシャクヤクを育て上げている人々の愛情が感じられるようだ。
・高値の雪  ・桃香  ・初音  ・桃源  ・水月 ・花籠  ・妖精  ・夕映え  ・かぐや姫  ・白雪姫  ・村娘
などなど、花の名前が味わい深い。
シャクヤク、かぐや姫
[char no="1″ char="歩きメデス"]まあ、これはこれで、美しいとしておきましょう。
家元、次にはボタンの花を愛でる会をしませんか。[/char]
[char no="2″ char="家元"]ボタンが終わったら、ユリか。まあ、楽しみが増えて結構だ。[/char]

シャクヤクの花の精さん、すこしばかり失礼な物言いがあったかもしれません。ごめんなさい。
でも、あなたたちは、美しい。(たとえ、年増の厚化粧の姐さんであっても。あはは。)