古希老人2人で「どこそこウォーキングクラブ」結成(見習い会員付き)

[char no="1″ char="歩きメデス"]兄貴、最近、そこらへんをウロチョロと歩き回ってるそうやないですか。[/char]
[char no="2″ char="つっこみ家元"]うん、朝起きて10キロから20キロほど歩くかな。[/char]
[char no="1″ char="歩きメデス"]それじゃ、私もご一緒させていただいてよろしいか?[/char]
[char no="2″ char="つっこみ家元"]まあ、話し相手があったほうが、ウォーキングも楽しいだろう。
一緒に歩こうか。[/char]
こうして、古希過ぎたばかりの私と、古希過ぎて数年の後期高齢者の「兄貴」がウォーキングクラブを結成し、月に2度のクラブ活動を楽しむことになった。「兄貴」の弟(私と同期)は、膝を痛めてリハビリ中であるので、見習い会員として、年に一・二度のサイクリングにのみ参加を許すこととした。
[char no="5″ char="リハビリ老人"]どうせ、しょうもないこと話して、喜んでるんやろな。[/char]
この同期の見習い会員は、我が家の近くに住んでいるのだが、それが口のうるさいこと、うるさいこと。
まあしかし、人間的な面白さがないこともないので、古希過ぎるまで付き合っている。(ぼくって、心が広い!)
その口うるさい男の「兄貴」は、別段口がうるさいわけではない。しかし、血は争えないと見えて、ウォーキングの際に見聞きする何やかんやに情人とは異なる斜めの切り口からツッコミを入れてくる。そのツッコミは、もはや道である。

そういうわけで、この「兄貴」をツッコミ道の家元と仰ぎ、私も歩きながらいささかツッコミの道の修行をすることとなった。

さあ、このウォーキングクラブを始めたことが、我が人生にとってプラスになるのかマイナスになるのか、いまだに判断がつかない。このサイトを立ち上げたのも、その判断の一助とするために、ウォーキングの記録を残しておこうと考えてのことである。

どこそこウォーキングクラブと命名

おじいちゃんたち、どこへお出かけ?
ちょっと、そこまで。
というわけで、ぼくたちのクラブ名は、「どこそこウォーキングクラブ」と決定した。

● とこそこウォーキングクラブ
会長: ツッコミ道・家元
副会長: 歩きメデス(家元により命名された。)
見習い会員: リハビリ老人(あの口うるさい同期生)

こうして、日頃は各自が単独であちらこちらを歩き回り、月2回のクラブ活動日には、会長・副会長の二人で少し歩きごたえのあるコースを選定してウォーキングを楽しむことになった。
「見習い会員」は、膝を痛めているのでウォーキングには参加できないが、年に1・2度のサイクリングにはごまめ参加を認めることとなった。

古代ギリシャの哲学者のグループに「逍遙(しょうよう)学派」というのがある。
アリストテレスが逍遥(散歩)をしながら哲学講義を行ったので、その学派を逍遥学派と呼ぶことになった。
それに因(ちな)んで、我がクラブを「どこそこ逍遥学派」と称して、逍遥のつれづれに哲学論議を楽しむこととなった。
その際に、家元から私に「歩きメデス」の命名を戴いた。
本サイトの記事に、家元のツッコミが随所に現れるのはもちろんである。歩きメデスも汗かきながら、我が人生の新局面(ツッコミ修行)に立ち向かうことにする。これまで70年間、まっすぐに生きてきた私が、家元の斜めのツッコミについていけるかどうか、まあ頑張るしかない。
[char no="3″ char="リハビリ老人"]わしから見たら、二人とも、よう似てるで。[/char]

ご同輩方、若年の友たちよ、ツッコミ談義を笑ってお楽しみいただきたい。