御嶽山が噴火した(2014年9月27日)

御嶽山(おんたけさん)は、長野県と岐阜県の県境にある火山で、永らく休止していたのですが、急に噴火して、登山中の多くの方々が犠牲になりました。
また火山灰が降り積もって、それが救助に向かう人々の妨げとなっているようです。

御嶽山が噴火した

目下、500人体制で、山頂付近の犠牲者のご遺体回収に尽力しておられます。
まことに痛ましい災害で、犠牲になった方々、負傷者の方々にはまことにお気の毒であり、また救助捜索に携わっている方々のご苦労には祈る思いでいるほかありません。

今回の噴火では、火山灰が50センチほども降り積もったとか。これほど積もると身動きも難しいと思うのですが、それ以上に、火山灰が降り積もる際の、灰の熱気が生身の人間を焼いてしまう事すらあるとか。自然の災害はオソロシイ。

私の親せきが鹿児島に住んでいますが、桜島が常に常に灰を降らせるので、鹿児島の人々は、生まれて以来ズーッと火山灰との付き合いをしているのです。これもまた大変なご苦労です。

「花さか.com」を立ち上げたばかりで、木曽御嶽山の噴火があり、火山灰によって多数の人々が生命を落とされるという災害にでくわしました。また、日々桜島の火山灰に悩まされながら生活している鹿児島の人々のことも考え合わせると、「花咲じいさん」が灰を撒いて・・・などと悠長なことを言ってられないとも思えます。

しかし、「花咲じいさん」の物語は、日本人の昔話として日本人の心の遺産でありますので、どうか、ご容赦願いたいと思います。

御嶽山噴火で犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げ、負傷者の方々にご回復をお祈り申し上げます。
救難活動に携わっている方々、ありがとうございます、どうぞ頑張ってくださいますように。

花咲か話

Posted by 花咲か