「セイロン紅茶の女王」ディンプラ

セイロンのハイグロウンティー、ディンプラ

紅茶の美味しい入れ方

ディンブラはウヴァと並ぶセイロン紅茶の代表で、「セイロン紅茶の女王」ともよばれています。

ディンブラは、スリランカ(旧セイロン)の中央山脈の西側で生産される、ハイグロウンティーです。
ハイグロウンティーとは、標高4000フィート(約1300メートル)以上の製茶工場で作られる紅茶のこと、でしたね。
『スリランカ紅茶の品質区分』をお読みください。)

同じく有名なウヴァは、ディンブラの反対側である中央山脈の東側で生産されます。
ディンブラ紅茶の生産地は、季節風の影響がともなって、ウヴァの生産地とは気候が対称的になります。

したがって、ディンブラのクオリティーシーズンが、ウヴァと反対の時期にあたる1月と2月になります。

クオリティーシーズン以外では、茶葉の品質に大きな変化はなく、品質の安定した茶葉が年間を通じて収穫することができます。

抽出した紅茶の色は、明るくきれいなオレンジ色です。
ディンブラのタンニン含有量はあまり多くないので、渋みが少なくて、まろやかな味が特徴です。
さらに、花のような優しい香りとみずみずしい風味が味わえます。

ディンプラの抽出時間は短く

茶葉はファニングス(細かい葉、通常ティーパックに使用される)のクラスである、BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)が多いので、ディンプラの抽出時間は短めにします。

一旦苦みが抽出されてしまうと、ミルクを入れても苦みは消えません。

ディンプラを入れる際には、お湯を注いだら、時間を良く確認して、その場を離れないようにするのがよいでしょう。

ディンブラは、ダージリンティーのような強い香りや、アッサムティーのような濃厚さはありません。
また、セイロンティーのように渋みも強くありません。

一見特徴がみられないことこそが、かえってディンプラの最大の魅力であると言えます。

ディンプラのきれいな紅茶の色や、やわらかな風味は日本人好みの紅茶ともいえます。

ディンブラはアイスティーやフルーツティーでも美味しく

ディンブラはタンニンが少ないので、アイスティーにすると透き通ったオレンジ色のきれいな紅茶の色がでます。

また、レモンやりんごなどを入れたフルーツティーでも美味しく紅茶の味わいが楽しめます。さらにミルクティーにも適しているので、日常でいただく紅茶としてとてもお勧めできる銘柄です。