紅茶の茶葉の等級分類とは (1)

紅茶の等級(グレード)による分類

紅茶の美味しい入れ方

紅茶の等級というのは、紅茶の品質や味、香り、などの分類のように誤解されるかもしれません。
しかし、紅茶の等級というのは、基本的に茶葉の大きさや形よって分けられるものであり、品質に関わるものではありません。

茶葉の等級は、収穫される茶葉の部位によって大きく分けられています。
茶葉の先端部分から順にみてみましょう。

フラワリー・オレンジ・ペコー(FOP)

茶葉の先端部分にある新芽(チップ)をフラワリー(F)といいます。
この新芽(チップ)がより多く含まれるほど、上質な茶葉となります。

フラワリーというのは、茶葉の香りがまるで花のようであるということから名付けられたものであり、等級の最初にFをつけて表します。

新芽(チップ)の質が良くて量の多いものを、
・TGFOP(ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)
と呼びます。

それの更に上級品質になると、最初にファイネストをつけて、
・FTGFOP(ファイネスト・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)というグレードになります。

オレンジ・ペコー(OP)

オレンジ・ペコーとは、新芽(チップ)の次に若い葉のことをさします。

茶葉は、よじった一番大きな葉ですが、細長く葉肉の厚みはありません。
オレンジとい名前ですが、果物のオレンジとは関係がありません。

ペコー(P)

OP(オレンジ・ペコー)の下の部分にある葉のことをいいます。
茶葉は太めで、OPより長くなく、葉肉の厚みもあります。

ペコー・スーチョン(PS)

P(ペコー)よりも下の部位にある葉のことをさします。
下部になるほど、茶葉は太くて短くなります。

スーチョン(S)

PS(ペコー・スーチョン)の下の部位にある葉をいいます。
茶葉は太くて、丸められることで小さくなります。
ほとんどは、増量用の茶葉として使用されています。

紅茶の茶葉の等級は、これらの部位によって分類される方法と、加工方法の違いによる分類もあり、これらの二つの組み合わせによって、紅茶のグレードが区分されるのです。

加工方法の違いによる分類については、次の記事で解説します。