セイロン・ファイブ・カインズとは

セイロン・ファイブ・カインズ(五種類の紅茶)

紅茶の美味しい入れ方

 ・ウヴァ
 ・ヌワラエリヤ
 ・ディンブラ
 ・キャンディ
 ・ルフナ
 
ウヴァとディンブラは、ハイグロウンティーの銘茶として有名です。
ルフナは、ローグロウン(低地産)ティーで、主にアラブ諸国で好まれて飲まれている紅茶です。

ここでは、日本でも良く知られている、ヌワラエリヤとキャンディについて見てみましょう。

ヌワラエリヤ紅茶

ヌワラエリヤというのは、セイロンティーの中でも、最高地(標高1800メートル)の山岳地帯で生産されるハイグロウンティーです。

また、ヌワラエリヤ地方は、英国植民地時代からの避暑地『リトルイングランド』としても有名です。

熱帯地方でありながら避暑地として知られているのは、気温が日本の春のように温暖だからです。
しかし、標高が高いので昼間20℃、夜間15℃以下と肌寒くなる程度まで下がり、寒暖差が大きくなります。

この寒暖差のせいで、茶葉中のタンニン(タンニン)と、甘み成分(テアニン)のバランスがほどよい具合に調整されるようになります。

ヌワラエリヤ紅茶の特徴である、濃厚な渋みを紅茶として生かすために、茶葉の大きさをBOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)にせずに、OP(オレンジ・ペコー)にしたり、発酵のレベルを弱めるなど、製造工程を色々と工夫しています。

抽出された紅茶の色は、淡いオレンジで、味わいはすっきりとしています。

ヌワラエリヤ紅茶の一番の特徴は、花のような香りです。
そのために、ヌワラエリアの香りを満喫するためには、ストレートティーで味わうのがよろしいでしょう。

1月と2月はヌワラエリヤのクオリティーシーズンで、この時期に収穫されたヌワラエリヤ茶葉は、抽出の色は薄くなりますが、しかし、華やかな香りが口の中一杯に広がります。

香りを満喫するにはこのクオリティーシーズンの茶葉は最高品です。

ヌワラエリヤ紅茶の高品質なものは、ダージリンにも似た、強く華やかな香りがすることから「セイロン紅茶のシャンパン」ともいわれます。
(ダージリンは、「紅茶のシャンパン」といわれる。)

キャンディ紅茶

キャンディ紅茶は、標高600メートル前後のところで栽培される、ミディアムグロウンティーです。

キャンディを生産している地域は、セイロン紅茶の中では、最も古くから紅茶栽培がおこなわれています。

キャンディ紅茶は、抽出された紅茶の、きれいに澄んだ輝くような赤色の美しさが特徴的です。

味はクセはありませんが、味自体がしっかりしているので、ミルクティーやアイスティーにもよく合います。