紅茶の分類方法

紅茶の分類方法は3つ

紅茶の美味しい入れ方

紅茶を一段と深く楽しむために、紅茶の分類方法について学んでみましょう。

紅茶の分類方法は、大きく分けて3つあります。

《1.茶葉の原産地による分類》
インド、スリランカ、中国など、紅茶の原産地で分類する。

《2.茶葉が収穫された地域別の分類》
ダージリンやアッサム、キームンといった紅茶の茶園がある地域や地方よって分類する。

《3.茶葉の等級による分類》
1の原産地による分類や、2の収穫地域による分類は、それほど紅茶の知識がなくとも、よく耳にするのでわかりやすいですね。

問題は、3の茶葉の等級による分類です。
これは「等級」という言葉が誤解されがちです。

茶葉(紅茶)の等級というのは、品質、味、香りなどの等級(グレード)の善し悪し、ではありません。
茶葉の等級は、茶葉の品質とは無関係であり、単なる茶葉の形や大きさで分類されるものです。

何故このような分類をするのかというと、茶葉(紅茶)の抽出時間を同じにするためなのです。

大きな茶葉(紅茶)は、長時間の抽出時間を必要としますが、小さな茶葉は、それほど抽出時間はかかりません。

ですから、茶葉の大きさ(等級)を無視して、一緒に蒸らしてしまうと、大きな茶葉(紅茶)からはそれほど抽出しきれず、逆に小さな茶葉からは、抽出しずぎて苦みが出てしまいます。

つまり、等級を無視すると、美味しい紅茶をいれることが出来なくなるのです。
茶葉の形と大きさで、等級分類するのは、そういう理由です。

茶葉の等級分類

茶葉の等級分類では、茶葉の部位によって、
 ・オレンジ・ペコー(OP)
 ・ペコー(P)
 ・スーチョン(S)
などという名称で分類されます。

また、加工の方法によって、
 ・フルリーフ(F:収穫時のままの大きさ)
 ・ブロークン(B:小さくカット)
 ・ダスト(D;粉状)
などに分類されます。

茶葉の部位と加工方法を組み合わせて、等級(グレード)を区分けして表します。
等級(グレード)については、次の記事でもう少し詳しく解説します。